カンボジア土産

カンボジア土産とは東南アジアのインドシナ半島にある国カンボジアへ旅行した際に購入する土産のことです。
カンボジアは日本語のかぼちゃの語源となった国でもあり、古くからわが国と交流があった仏教国です。
カンボジアは12世紀に建造され世界的に有名な仏教遺跡で世界遺産の一つでもあるアンコールワットがあることでも知られ、カンボジアへの観光旅行と言えばその大半がこの遺跡の見学を中心にしたものです。
そのためカンボジア土産といえばこの遺跡に関連したものが多くなりますが、カンボジアはごく近年まで内戦が続いた影響やアンコールワット遺跡のあるシュムリアップはカンボジア国内でも交通不便な場所にあって、周辺の住民は水田での米作と漁業などで細々と生活していて観光開発なども遅れがちで、いきおい観光客向けのカンボジア土産など長い間置き去りにされてきました。
しかしここ数年カンボジア国内の政治情勢も安定して、政府が外国人観光客の入国を認めるようになったことも手伝って、多くの観光客がシェムリアップをアンコール遺跡の寺院群へ参拝する出発点として利用するようになり、シェムリアップは観光都市として繁栄するようになりました。
かくして、20世紀の初め頃に建てられたホテルが、1990年代の終わり頃から次々に営業を開始しました。
今では五つ星高級ホテルから5米ドルの安宿まで、あらゆる価格帯のホテルやゲストハウスが営業しており、トンレサップ川沿いにあるオールド・マーケットには観光客向けの土産店が多数立ち並び、特産の絹織物や工芸品が玉石混交で売られています。
中には地元産でないカンボジア土産も含まれていることも少なくないので注意が必要です。
地元産にこだわり、かつ質の高いものを求めるならば、オールド・マーケットを囲むように立ち並ぶセントゥール・ダンコールやアルチザン・ダンコールなどといったヨーロッパ資本の店が並ぶ一画があります。
しかし、価格がかなり高いことを覚悟しなければなりません。
東側にはプサー・ルー(市場)があり、観光客もそれなりに訪れますが、地元民の生活用品が中心であり観光客向けの商品はあまり多くはありません。
そんな中で現地の日本語学校教師だった児島幸子さんが現地の食材を使い現地人だけの力で製造したアンコールワットをかたどったクッキーをカンボジア土産の一つとして売り出し、大評判となりました。
今では日本人のカンボジア旅行でのカンボジア土産と言えばこのクッキーが定番の一つとなっているほどです。