東大過去問

東大の過去問については、インターネットで公開されている方々も多いようですね。そんな東大の過去問などから、東大の試験についていろいろな特徴を知ることができます。東大の過去問から知ることのできる東大の試験の特徴とはどんなものがあるのでしょうか。
まず東大の試験は試験は前期日程、後期日程の二回と、若干の外国学校卒業学生特別選考枠で構成されています。ここで注目されるのは、推薦などの形での入試は行われないということです。これはつまり東大の入学者はほぼ確実に学力試験のみによって選ばれているということを意味します。一部教科では面接の結果が判断の材料にされたというデータもありますが、基本的には合否に影響するのは学力試験の結果だけというのが、進学校・予備校での定説となっているそうです。
次に東大の試験の特徴としては、前期日程試験と後期日程試験で出題傾向が大幅に異なるということが上げられます。全体的な傾向としては、前期日程試験では非常に幅広い科目の試験が課され、後期日程試験では進学する方向に特化した試験科目が選ばれているようです。内容の方も、後期日程試験ではより専門的なものが求められる試験になります。東大以外の大学では、後期日程試験が前期日程試験に失敗したものに対して、救済措置的な位置付けになっている場合もあるようですが、東大ではこの二つの試験はまったく在り方の違うものとなっている訳です。
第三にセンター試験の比重がとても小さいことも、東大の試験の一つの特徴だと言えます。前期日程試験ではセンター試験の配点は総得点の二割ですし、後期日程試験では第一段階選抜(足切り)でしか使用されません。ただし、この足切りのレベルは非常に高く、90パーセント程度の点を取る必要があるので、センター試験をなおざりにしていいという訳ではありません。
第四に東大の過去問からわかる傾向として、東大の試験には発想力を問う問題が多く、また、広範囲の知識が満遍なく必要という問題が出されるケースが多いようです。この辺りが東大の試験が難関であると言われる由縁でしょう(もちろん受験生全体のレベルが高いのも要因ですが)。
しかし一方で東大の過去問を予備校などが分析した結果としては、高校までの学習で当然得られるべき知識以外の知識を問うような理不尽な問題は、東大の試験では滅多に出ることはないそうです。つまり受験生に十分な応用力があれば、東大の試験の問題といっても解けない訳ではなく、むしろ確実に解けるものであるということです。このような東大の試験の特徴、ぜひ頭の片隅に置いておいてみてください。